開華 AWA SAKEの製法（詳細）と魅力

前回に続き、開華 AWA SAKEの製法（詳細）について記したいと思います。

　なめらかできめ細かな泡となる工程は、ほぼシャンパンといっしょですが、微妙に違います。世界最優秀ソムリエコンクール優勝の田崎真也さんや、マスターオブワインの大橋健一さんもおっしゃっていますが、開華 AWA SAKEの製造工程は、シャンパン以上に原料の純粋性を持つ、日本（酒）の卓越した醸造技術がなせる技です。
　シャンパンでは、瓶内二次発酵を開始する時に酵母が瓶内で発酵を行なうために砂糖を加えますが、日本酒（純米酒）である開華 AWA SAKEは一切何も加えません。原料である米のでんぷんを、麹（酵素）の力で糖化して糖に変え、その糖分を酵母の力で発酵（アルコールと炭酸ガスが発生）します。瓶の中で適切な発酵が行われるよう上手に成分を誘導する必要があり、高度な発酵技術を必要とします。ＭＳ大橋さんからは「瓶内二次発酵という表現は、再度原料（糖分）を加えて発酵していることを表現してしまう。開華 AWA SAKEのようになにも加えずに瓶内で発酵しているのはアンセストラルメソッドといった方が、その素晴らしさを表現している。初期のドンペリの製造方法と同じだ」と言われています。
　アンセストラルメソッドで造られたワインは、瓶内発酵時の糖分が少なく、結果として微発泡となるようですが、米の力を最大限引き出している開華 AWA SAKEは、シャンパン同様の５気圧以上の炭酸ガスを含んでいます。
また、シャンパンでは上記で加えた糖分は全て二次発酵で使われるため、デコルジュマン（製法（概略）編参照）後に、「門出のリキュール」と称する糖分入りワインを加えて、甘辛度を調整します。これがドサージュ（補糖）と呼ばれる工程で、最近ではドサージュを行なわない「ドサージュ・ゼロ」「ノン・ドサージュ」と言われるものも増えているようですが、開華 AWA SAKEはここでも何も加えません。ドサージュ・ゼロです。

　 米（米麹）と水だけを原料に、日本の発酵技術を結集させた開華 AWA SAKEですが、製造技術が重要ではなく、最も大事なのはその味わいです。少なくとも、製造メーカーとしてそう思います。
科学的な話しで恐縮ですが、多価不飽和脂肪酸（DHA、EPA等）を豊富に含む、マグロのトロ、アジ、サケ、サンマ、イカなどの魚介類と、亜硫酸を含む酒類を組み合わせると、生臭いにおいと不快味を発生することが科学的に報告されています。また、酒類中の鉄が魚介類と酒類の組み合わせにおける不快な生臭みの発生の一因という報告もあります。開華 AWA SAKEは、鉄と亜硫酸をほとんど含まないため、魚介類と合わせても生臭みが発生しません。これらの料理との相性がとても良く、広く料理に寄り添えるのです。

開華 AWA SAKE　で乾杯する３つの理由

目次
１. みんなが大好きな泡
２. シャンパンにも負けない料理との好相性
３.世界が認める乾杯酒

１.みんなが大好きな泡

高級スパークリングワインの代名詞であるシャンパンの輸入量は、日本がアメリカについで世界No.2。
日本人は高級泡（スパークリング）大好きです。

２.シャンパンにも負けない料理との好相性

果実酒に含まれる亜硫酸は、DHAやEPAといった魚介類の多価不飽和脂肪酸と組み合わさると生臭いにおいと不快味が発生することが報告されています。亜硫酸を含まない日本酒は魚介類と合わせても生臭みが発生しにくく、広く料理に寄り添います。

３. 世界が認める乾杯酒

G20外務大臣会合（2019年）晩餐会の乾杯酒、G7男女共同参画・女性活躍担当大臣会合（2023年）晩餐会の乾杯酒に選定。2021年フェミナリーズ世界ワインコンクール金賞、2022年KURA MASTER金賞など世界が認める乾杯酒です。

開華 AWA SAKEの魅力は、楽しく呑める味わいこそが最も大切なことだと思っています。
お祝いの席、大切な方への贈り物などに是非ご利用ください。

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